本場発売至上主義!?
先週の金曜日、高松競輪場で車券の自動発売機が故障。
トラブルが発生したのは早朝前売りの時間帯で、それも一部の発売機だけだったそうで。その後、全105台が動作しなくなり、その日のレースを中止するという惨事にまで発展。
「自動券売機故障で全レースが中止/高松競輪」(四国新聞社、6月13日)
このニュースを聞いて気になったのは、発売機の故障とはハードウェアのトラブルなのか? という点。
というのは、もしそうであれば、本場発売は放棄してレースは通常通りに行い、車券は場外発売所と電話投票だけで発売できなかったのかなあと疑問に思って。
JKAが発行する「広報KEIRIN」の「車券売上状況」によると、昨年度の高松競輪の売り上げは約208億円。そのうち場外での発売額は約160億円。ってことは、売り上げ額に占める本場の割合は、およそ2割にすぎないということ。ならば、本場の発売機が停止しようが、とりあえずレースを実施してしまえば大部分の売り上げは得られた可能性があったわけで。
やはり本場の発売機が止まったら、場外発売も電話投票も受け付けられなくなるのでしょうかね。それとも「本場で発売できないときはレースを開催してはならない」なんて、自転車競技法で定められているとか? うーん、気になる。
戸田競艇の旅打ち支援策
戸田競艇からちょっとめずらしいプレゼント企画。
最寄りのJR戸田公園駅ちかくにあるホテル「東横イン 埼玉戸田公園駅西口」の宿泊割引券が本場で配られるそうです。割引額は3000円というから、宿泊料6000円のシングルに利用すれば50%オフの超特価レートが誕生することに。
気になる配布時期は、来週火曜日に開幕するSG・グランドチャンピオン決定戦の開催期間中。といってもゲットできるのは、事前にメールで申し込み、抽選によって当選した30人だけ。早い者勝ちだったら、初日の開門待ちの列がいつもより長くなっていたんだろうなあ。
「東横イン埼玉戸田公園駅西口 宿泊割引券プレゼント! 」(戸田競艇ホームページ、6月12日)
この割引券の便利な点は、どうやらいつでも使えるらしいこと。グラチャンが行われる6日間のみ有効なのかと思ったら、そのような制限事項は書かれていないから。
ちなみに、戸田公園駅からは1時間もあれば多摩川競艇や平和島競艇へ行けるうえ、大宮競輪や浦和競馬といった選択肢も。戸田競艇にはいちおう心の中でおわびしつつ(^^;、戸田公園駅を拠点とした首都圏の旅打ちに役立ててみてはいかが?
昨日、競艇オフィシャルWebで日本モーターボート競走会による「スター選手育成制度」が発表されました。これまで競艇場ごとに「地区スター選手」を指名して運用していた育成プログラムを全国規模に拡大したもの。
「スター候補選手」の位置づけが4つに細分化され、指定選手はこれまでの24人から96人へと4倍に増えています。
「競艇が若手の強化・育成制度を新設 ~スター候補選手89名、講習や訓練でエリート養成~」(競艇オフィシャルWeb、6月14日)
興味深いのは「全国スター候補選手」。あっせん上の特別措置がまったくとられない点において他の候補と異なります。特例的なあっせんを通じて能力を強化するという目的はないようですね。「A1級なんだし、素質があることも明らかだから、自分で腕をみがきなさい」という放任策なのでしょうか。
一方で、メディア対応やらファッションなどの講習をしっかり受けさせられるのは、なんともきゅうくつそう。「テレビ番組や一般紙に露出してもはずかしくないカッコをするように」という業界の意向の表れ? いずれ毛糸のように細いまゆ毛や、歌舞伎町を闊歩するホストのような髪型も見られなくなるのかなあ(^^;。
それにしても、96人もの選手が指定されると、“非スター候補”の選手は決して大多数ではなくなってしまうわけで。選にもれた選手が「俺って業界から期待されていないんだ……」と腐ってしまうのでは? という気もしますけど、そんな心配はきっといらないと思います。
なぜなら、育成内容を見たところ、候補選手が受けられる“優遇”ってとりたてて特別ものではないから。たとえば、操縦訓練や整備講習などは非候補選手でも努力次第で同等の経験を積む機会が得られそうだし。
その点に着目すると、そもそもこの制度ってそもそもエリート選手の育成プログラムのように見えて、実は若手全体のレベルアップが真の目的ではないのかな? と考えます。
候補選手にはスター予備軍としての自覚を持たせ、非候補選手には「今に見ていろ、俺だって」と発奮させる──階級意識を植えつけるシビアな制度のように見えて、実は競走会流の血の通った育成術なのかなあと。
であれば、どうか「親の心子知らず」とならないことを願いたいものです。
「永遠」の新人選手
昨日、最終日をむかえた蒲郡競艇の一般戦は、榮田将彦が優勝。
4月に地元の下関競艇で久しぶりに優勝したと思ったら、大村、蒲郡と月イチでVを量産。プロペラに正解が出たのでしょうか。
さて、その榮田の最も気になる点が、出走表の顔写真。競艇学校の在校時に撮影された、それもやまとではなくて本栖湖時代の写真が掲載されています。丸坊主のあどけない表情のすぐ下に「30歳」の年齢。このちぐはぐ感が絶妙(^^;。
プロフィールページの運用システムが整備され、近年はどの選手も顔写真が次々と新しいものに差し替えられているというのに、榮田だけは時が止まったかのよう。ひょっとして本人が撮影や更新を拒否しているとか? ここまで来たら引退まで今の写真を掲載し続けてほしいなあ(笑)。
顔写真といえば気になるのが、津競艇で行われるG1・モーターボート大賞。
同競艇が主催する観戦ツアーの告知ページに、ちょっと気の強そうな女性が。ひょっとして加藤綾!? と思ったらホントみたい。というのも、「マクール」の7月号に、「出場選手ではないものの、今後の期待を込めて加藤を宣伝ポスターに起用した」という施行者のコメントが載っていたら。
「バスで行く 津競艇 GⅠモーターボート大賞観戦ツアー 参加者募集 」(津競艇ホームページ、6月10日)
宣伝媒体用とはいえ、メイクがえらく念入りだなあという印象。女子選手は、着飾るよりも、ピットで汗にまみれている表情のほうが魅力は伝わると思うのですけどね。
それにしても、募集ページに写真を載せてしまって、加藤がツアーに同行したり、サプライズゲストで登場するのではないかと、応募者に期待させてしまわないかちょっと心配……って、ホントに来たりして!?
新規ファンは黙っていてもやってくる
芦屋競艇場のスタンド内に設置されている多目的ホール「夢リア」(写真)。
今後、競艇とは関係のない一般のイベントにも活用されることになるそうです。それだけなら「ふーん」って感じですけど、競艇の開催中にもホールを貸し出せるように条例が改正されてしまったというからびっくり。
「芦屋町 文化会館建設を断念 財源難 準備基金は廃止」(西日本新聞、6月9日)
ってことは、レースの開催中に夢リアを使うイベントが行われるときは、競艇ファンは閉め出されてしまうのでしょうか? 広々とした心地よい場所だから、ここを定位置としてレース観戦しているファンも多いと思うんだけどなあ。
ただし、施行者としては新規の競艇ファンを獲得するチャンスかも。イベントの終了後に参加者を水面側まで誘導できれば、確実にレースを見てもらうことができますもんね。そのためには、まっすぐ帰宅されないようにホール周辺の出口を一定時間、封鎖するくらいの強引さが必要かも?
ファンから施行者から「カネ返せー」!?
オートレースの実況中継で起きたトラブルのニュース。
8日、スカパー!の216チャンネルが午後3時過ぎから同7時まで放送を中断。このため、山陽オートレースと伊勢崎オートレースが中継されなかったそうです。
原因は、放送局が入居しているビルの中で行われていた工事。作業上のミスによって、放送用の回線に障害が発生したみたい。
「6月8日の山陽・伊勢崎実況中継のCS放送中断について」(オートレース公式サイト、6月9日)
気になるのは、施行者は放送局に対して補償を迫るのかどうかという点。およそ4時間にわたってレースを放送できなかったことで、電話投票による車券のいくらかを売り逃がしてしまったことは確かだから。レース中継を視聴できなかったファンには「スミマセン!」と謝っておさめるしかないのでしょうけど。
そういえば、ちょうど一年前には大津びわこ競輪場で行われていた高松宮記念杯で、電話投票のシステムがほぼ一日にわたってダウン。施行者の大津市がシステムの運営会社から3100万円の金銭補償を受けた出来事がありました(参考記事1、同2)
このときは損失額を過去の売り上げ実績から割り出せたけれども、レースを中継できなかっただけでは算出するのは難しいかも。ってことは、山陽小野田市も伊勢崎市も補償問題にまで持ち込むのは厳しいかな?
ハイビジョンの憂うつ
レース中継に関連するニュースをもうひとつ。
総務省の電波監理審議会が、BSデジタル放送のチャンネル枠の割り当て先を決定したとのこと。これは、再来年の7月にアナログ放送が終了することによってチャンネル枠が増えることを受けてのもの。
割り当て先を見ていくと、「財団法人競馬・農林水産情報衛星通信機構」と気になる団体名が。ピンと来て調べてみたら、はたして中央競馬のレース中継を行っているグリーンチャンネルの運営者でした。
「BSデジタル:FOXなどにチャンネル枠割り当て答申」(毎日.jp、6月10日)
このチャンネル枠の争奪にはどのような経緯があったのでしょうね。レジャーチャンネルやスピードチャンネルが、グリーンチャンネルを出し抜くチャンスはなかったのかなあと、ちょっとため息。そもそも、ハイビジョンで放送できる設備やコンテンツを持っているかどうかわからないのですけど(^^;。
グリーンチャンネルは今秋以降、スカパー!でもハイビジョン放送を始めるようだし、うらやましすぎ。
跳ね上がる水しぶきに、力強いモンキーターンを精緻な映像で見られる日はおとずれるのでしょうか?
ミニボートピア以上、ボートピア未満
今月23日に、常滑競艇の外向け発売所がオープンするそうです。昨日、関係者向けに公開されたみたい。
発売窓口がいくつか設置されているだけの、ファストフードのドライブスルーのような施設なんだろうなあと思ったら、どうやら違うみたい。建物は平屋とはいえ、15の窓口と94の座席が設けられ、さらに売店まであるというから滞留型の発売所といってよさそう。ここのところ、ミニボートピアやオラレに押され気味だった外向け発売所の“逆襲”といっていいかもしれませんね。
「とこなめ競艇場:外向け発売所完成 前売りや場外発売機能も /愛知」(毎日.jp、6月9日)
気になるのはその立地。競艇場の南側に建てられたということは、競走水面のバックストレッチ側ということ? スタンドが建っている北側は市庁舎や住宅で混み合っているから、大きな発売所を建てるスペースはないだろうし。映像装置の裏側なら広すぎる駐車場があるから納得なんですけどね。
ちょっと意外だったのは、記事にある「本場の一部として開設されるのは全国で初めて」の記述。
これって「競艇場の発売所でありながら、本場開催の有無にかかわらず、場外発売所として舟券を発売する施設は初めて」という意味? ってことは、浜名湖競艇や児島競艇が運営している立派な外向け発売所は、本場が開催されているときのみ営業しているのですね。なるほど。
「歓楽街型」にして「二世帯型」?
場外発売所のニュースをもうひとつ。
昨日、札幌市のすすきのにホッカイドウ競馬の場外発売所「Aiba札幌中央」がオープンしたとのこと。地図で調べてみると、だいたい(A)印のあたり。豊水すすきの駅からほど近く、中央競馬のウインズ札幌からだとすすきの駅をはさんで反対側という立地。単なる「都市型」というよりも「歓楽街型」?
「ばんえい競馬や南関東などの地方競馬も含め、発売目標は10億7,000万円。」(BNNプラス北海道365、6月9日)
「『北海道競馬場外発売所Aiba札幌中央』オープン!」(ホッカイドウ競馬、6月9日)
でもって最大の特徴は、競輪の場外発売所「サテライト札幌」に“押しかけ入居”してできた「統合型発売所」であること。
記事の写真を見るかぎり、どうやらサテライトとAibaの入り口は別々になっているみたい。建物のつくりからすると「二世帯型発売所」と呼ぶほうがふさわしい?
飯塚オートレースに所属する東小野正道がブログで嘆いています。
最近はタイヤの品質に差がありすぎて、ひどいタイヤを使うと「レースに参加できない」「本当にノーコントロール!」といった状態になってしまうそうで。同じスペックにもかかわらず、製造ロットによって走るタイヤと走らないタイヤがあるとのこと。
「タイヤだらけ…」(東小野正道6周目3コーナー的ブログ、5月20日)
で、なんとか状況を改善しようと、鼻息も荒く選手総会に乗り込んだときのレポートが下の記事。
タイヤの製造元であるダンロップの担当者を呼び出して、選手会の幹部らが窮状を訴えたみたい。事態の深刻さがうかがえます。
「総会報告」(同、6月4日)
ダンロップとしては、同じ材料と工程で作っている以上、手の施しようがないのでしょうね。それ以前に、そもそも選手が訴えるところの“走らないタイヤ”が具体的にどうダメなのかがわからないから、改善の方針を立てられないのかも。同じ品質の商品を作り続けることの難しさが実感として伝わってくる出来事です。
タイヤひとつでこの状況なのだから、競艇のモーターに性能差が発生するのは、やはり避けられないのでしょう。
だけど、見方を変えると、複数の部品で構成されているぶん、個々の部品に性能のよしあしがあっても、モーターとして組み上げられたときにはそれらの長所と短所が相殺しそうな気もします。なので、モーター個体としての性能は逆に平均化してもよさそうな。
一方、ファンの視点で考えると、競艇で恵まれている点は、モーターの実績が数値として公開されていること。オートレースではどの支部に「良タイヤ」が納品されて、どの選手が使っているなんて公式に発表されることはないですもんね。せいぜいは記者が取材したコメントの中にタイヤの情報を見つけられるかどうかではないでしょうか。
主催者が使用タイヤのロットを公開してくれたら、ファンは車券を買いやすくなるだろうし、検討項目がひとつ増えるぶん予想が楽しくなるかもしれません。もし実現してファンの支持を得られたならば、同じように、競艇でも選手が使用するプロペラをA、B、Cなどの記号で公表する……なんて動きが出てくるかも?
協業しようよ
岐阜県では第1号となるかもしれないボートピアの建設計画。
設置予定地となっている岐南町の町長が早々に反対の意向を示しました。同町が笠松競馬の主催者であることから、馬券の売り上げに影響が及ぶことを心配しているみたい。
一方、地元の住民は「自治体にお金が入る」「むしろ治安がよくなる」と意外な好反応。 公営ギャンブル場がある街に吹く追い風と向かい風の両方を受けているといえそう。
「舟券売り場建設に反対意向 岐南町長、全員協で」(中日新聞、6月6日)
岐南町にとってボートピアの進出は、自分の“縄張り”に侵入されるように感じるだろうし、警戒するのは当然かも。
ふと思ったのは、この際、「笠松競馬場内に設置したい」と相手の懐に飛び込んでみてはどうだろう? ということ。“近隣”に作ろうとするから敵対視されるのであって、“同居”ならば意外と同志として認めてくれるのではないかと。すでに、「競艇と競輪」や「競馬と競輪」など、場外発売所を含めていくつも実績があるわけだし。それに、笠松競馬は馬場の所有者と土地使用料をめぐってもめているのだから、家賃収入は大きな魅力になるはず(^^;。
もういっちょ高等(!?)な戦術をとるならば、数キロほど北にある岐阜競輪場とてんびんにかける手も。笠松競馬と岐阜競輪の両方に「場内ボートピア」を提案して「好条件を出してくれたほうに建てます」と、あえて上から目線で伝えるわけ。
両者にライバル心が芽生えて、「ぜひウチに来てください!」なんて引っ張りだこになったりしないかな?(笑)
投票券よりも大きな「商品」
飯塚オートレースを主催する福岡県飯塚市。
同市の若手職員らがつくる自主研究グループが街づくりに関するアイデアを発表。その中で、飯塚オートレース場の命名権を販売する案が挙げられています。
命名権を売りに出す施設といえば、大きなホールや運動場などが一般的。その多くは、購入者の条件に「ギャンブル関係の団体ではないこと」を盛り込んでいます。立案者は、「買い手になれないならば、売り手になればいい」という発想だった?
「飯塚市:『政策研究会』第2期市職員が発表 『白蓮』菓子開発など /福岡」(毎日.jp、6月7日)
実際に飯塚オートが命名権を売りに出したら、誰が手をあげるのだろう? と考えると、僕は「嘉穂劇場」が本命と見ます。飯塚市にある施設だし、豪雨で被害を受けた際の復旧にオートレースのお金が使われているから(右写真)。となると、名称は「嘉穂オートレース劇場」?
一方、対抗は同市を舞台とした「青春の門」。五木センセイにかっこいい名前を付けてもらえたら最高なんだけどなあ。
勝ち舟に乗れ!
新聞も雑誌も売れ行きが伸び悩む中、ひたすら成長路線を突き進むメディアが携帯サイト。
競艇業界も例外ではないらしく、携帯サイト「競艇マクール」の運営会社が求人広告を出しています。担当する業務はサイトの更新やコンテンツの改善など。
「株式会社ネプラス 20代の女性が活躍中★Webディレクター(リーダー候補)」(リクナビNEXT)
13人ものスタッフが更新に関わっているそうでちょっと驚き。データやら動画やら、提供するコンテンツが多岐にわたるぶん、人数が必要なのでしょうかね。それとも雑誌の「競艇マクール」の編集者を含めた数字なのでしょうか
競艇の知識は入社後に身につければOKとあるけど、このブログを読んでいる方ならじゅうぶん採用ラインに届いているはず。あとはウェブデザインの実務経験があればOK。いやなくても少々のはったりをきかせて応募してみては?(^^;
「12億円車券」が誇大広告ではなくなる日
豊橋競輪が今年度中に起死回生の一発を狙うようです。
その手段は重勝式車券。
「平塚だって立川だってもう導入してるし、むしろ“今さら”でしょ」と思うかもしれません。だけど、経済産業省の動向次第では「全国キャリーオーバーかつ窓口発売」の追い風が吹きそうな気配。最高12億円の払い戻しが、いよいよドカンドカンと火を噴くかもしれませんよ!
「『チャリロト』発売へ」(東日新聞、6月4日)
現在の重勝式車券は、発売する競輪場ごとにキャリーオーバーが発生する“ローカルもの”。記事によれば、「全国で開催する記念競輪(G3)以上に限定」し、「場外売りで対応」する仕組みを作ろうとしているみたい。そこで、僕は「本場はもちろん、場外発売でも車券を発売し、キャリーオーバーは毎週のように行われる記念競輪の開催場に引き継がれる」と解釈。ってのは、ちょっとムシがよすぎるか?(^^;
ひとつ気になるのは、「経済産業省が来年度から、全国一律方式で実施する方針を打ち出し」とあること。既存の「チャリロト」と「Kドリームス」のほかに、もうひとつサービスを作るつもりなのでしょうかね。
負けてから言うか
台湾から豪腕ギャンブラーのみっともないニュース。
ラスベガスに乗り込んで200万ドルをすった男が、カジノを相手どって裁判を起こそうとしているとのこと。
なんでも宿泊したホテルの部屋や設備に、さまざまな風水の不備があり、それらがカジノでの大敗につながったと主張しているそうで。アメリカだからなんでも裁判になるとでも考えているのでしょうか(^^;。
「台湾のギャンブラー、『風水のせいで損した』と米カジノに訴訟の構え」(AFPBB News、5月31日)
最大のつっこみどころは、ホテルが風水の問題を抱えていると知ったあとも賭けを続行したこと。ツキがそぎ落とされたと判断してさっさと帰国すべきだったのではないかと。カジノ側にその点をつっこまれたらどう反論するんだろう?
名人戦を走る人、見る人
福岡競艇が発行するフリーペーパー「ボートビートプレス」。最新号が公開されています。
特集でとりあげられているのは、4月に鳴門競艇で行われた名人戦を制覇した山崎毅。表紙に掲載されたまるで少年のような笑顔からは、とても“アラフィフ”とは思えない若々しさが伝わってきます。
「ボートビートプレス」(福岡競艇ホームページ)
名人戦は準優勝戦から優勝戦まで「信じられないくらい緊張して、集中して」と振り返る山崎。過去に2度制覇したG1よりもはるかにうれしい優勝だったとまで語るのはちょっとびっくり。それだけ出場選手にとって名人戦のタイトルは重みがあるということなのでしょうね。
その点、名人戦って選手とファンではとらえ方が違うのかなと感じました。選手は「俺はまだまだ一線でやれるんだ!」と気合いパンパンでレースに挑む一方で、ファンは「むかし活躍した選手がまだまだ元気で走っている」と、どこかのんびり、懐かしむ感覚で見ている部分があるような。両者の温度差こそが名人戦の特徴なのかなと思います。
スター選手は「生まれる」ではなく「生むもの」?
福岡競艇といえば、記憶に新しい出来事が笹川賞の準優勝戦。
第10レースを1着でゴールした今垣光太郎が、まさかの、いや“またか”の賞典除外で優勝戦進出ならず。
多摩川の総理杯に続くハプニングにファンも混乱気味だというのに、繰り上がって優勝戦に出場したのが福岡の平田忠則だったものだから、福岡競艇に“あらぬ疑い”がかかったのは仕方のないところ。
と思ったら、こちらは全国区のフリーペーパー「マンスリーKYOTEI」の6月号に見逃せない記事。西日本スポーツの那須記者が福岡競艇の「名物番組マン」である波多江氏について次のように書いています。
「今でこそ2回走りの選手の艇番は『足して7』(前半が1号艇なら、後半は6号艇)が常識だが、波多江さんはそんな法則を一切無視した。例えば、地元のスター選手がいるときは、インが取れる1号艇か、カドが取れる4号艇。」
「売り上げ増には、スター選手の存在は欠かせない。(中略)そのためにも波多江さんは地元の選手を優遇していた」
なんてタイムリーな“暴露記事”なんだ!……と思ったら、現在は別の人が番組を作っているみたい。というのも、「かつて波多江義博さんという名物番組マンがいた」という過去形で記事が始まっているから。もし波多江氏が現役だったとしたら、この記事、とんでもなく大きな反響を呼んだでしょうね。
もっとも、記事によれば地元選手に有利な番組が目立っていたのは福岡に限らなかったそうで。全国発売が増えるにつれてファンや選手からクレームが出るようになり、現在では「全国、公平な番組ばかりになっている」と結んでいます。
JRAの藤田伸二騎手のブログが“炎上”したそうです。火種となったのは、ファンが投稿したコメント。あまりに汚いののしり言葉に、藤田も我慢ならなかったみたい。
「『気分害す様な人間来るな』 藤田騎手、ブログ中傷に激怒」(J-CASTニュース、6月2日)
コメントを投稿したファンには言いたいこともあったのだろうけど、乱暴な言葉では伝わるものも伝わらないのは当然。マナーとかモラル以前に、コミュニケーションとして論外ですね。
さて、競艇でもブログを運営する選手がずいぶんと増えてきました。
日々、読む中で特色が強く出ているなあと感じるのは、柳瀬興志と澤大介、そして濱野谷憲吾の3選手。
柳瀬はファンの存在を意識して、テーマを選んだり文章表現をしている点が特徴。選手になる前は競艇ファンであり、今は地元選手会の支部長を務めているだけあって思慮深さが際だちます。
澤は“6コース職人”らしく、ストイックで内省的な内容。選手としての成長に手応えを感じたり、またレースでの失敗に唇をかむ様子を克明に描写しています。
濱野谷のブログは、3人の中ではもっとも奔放。日常生活や家族の出来事をつづる純日記系。お茶目でやんちゃで、ちょっとオタクな30代半ばのオヤジ。男性ファンが多いのは、部下や後輩にしたいと思わせるような人柄だからではないかと、ブログを読んで納得するようになりました。
ただ、選手って想像以上にファンのコメントに対して敏感なようです。
「マクール6月号」の選手ブログに関する記事によると、濱野谷は「罵声が書かれたらやめると思う」と話したそうだし、長嶋万記はブログにコメント機能を設置しない理由を、いやなコメントは1つでも耐えられないかのように説明しています。実際に、福島勇樹は、的はずれな批判を受けただけで「最後かも」という記事を最後に更新をやめてしまったし。
趣味ともファンサービスともつかない領域の活動が、本業でのメンタル面に影響を及ぼすくらいならブログを続けたくない、という考えかもしれませんね。
一方、競輪選手のブログは、全体的なカラーは競艇選手に比べて“濃いめ”。
たとえば小嶋敬二の日記は、殴り書いたかのような、ときに文法の破綻した熱々の文体が絶品(^^;。まるで女性タレントのように1日に5回も6回も更新するのは村本大輔。競輪界のゴルゴ松本と呼ばれる彼のベスト記事はこれ。S級1班の選手がなにやってんだか(^.^)。
また、同僚選手や後輩をいじるネタが多いのも競輪選手の傾向。
いちばんの注目は岡山の三宅伸。とても競輪選手とは思えない超メタボ腹の練習仲間を「セイウチ」と呼んで晒したかと思えば、イケメンの強豪選手を王子のように持ち上げまくるなど、すさまじいキャラクター設定力。サウナでのエピソードをつづった日記も軽妙だし、もう“永久S級S班”まちがいなしブログ。オススメです。





