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「タイヤ差」では済まない「タイヤの差」

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 飯塚オートレースに所属する東小野正道がブログで嘆いています。
 最近はタイヤの品質に差がありすぎて、ひどいタイヤを使うと「レースに参加できない」「本当にノーコントロール!」といった状態になってしまうそうで。同じスペックにもかかわらず、製造ロットによって走るタイヤと走らないタイヤがあるとのこと。

 「タイヤだらけ…」(東小野正道6周目3コーナー的ブログ、5月20日)

 で、なんとか状況を改善しようと、鼻息も荒く選手総会に乗り込んだときのレポートが下の記事。
 タイヤの製造元であるダンロップの担当者を呼び出して、選手会の幹部らが窮状を訴えたみたい。事態の深刻さがうかがえます。

 「総会報告」(同、6月4日)

 ダンロップとしては、同じ材料と工程で作っている以上、手の施しようがないのでしょうね。それ以前に、そもそも選手が訴えるところの“走らないタイヤ”が具体的にどうダメなのかがわからないから、改善の方針を立てられないのかも。同じ品質の商品を作り続けることの難しさが実感として伝わってくる出来事です。

 タイヤひとつでこの状況なのだから、競艇のモーターに性能差が発生するのは、やはり避けられないのでしょう。
 だけど、見方を変えると、複数の部品で構成されているぶん、個々の部品に性能のよしあしがあっても、モーターとして組み上げられたときにはそれらの長所と短所が相殺しそうな気もします。なので、モーター個体としての性能は逆に平均化してもよさそうな。

 一方、ファンの視点で考えると、競艇で恵まれている点は、モーターの実績が数値として公開されていること。オートレースではどの支部に「良タイヤ」が納品されて、どの選手が使っているなんて公式に発表されることはないですもんね。せいぜいは記者が取材したコメントの中にタイヤの情報を見つけられるかどうかではないでしょうか。

 主催者が使用タイヤのロットを公開してくれたら、ファンは車券を買いやすくなるだろうし、検討項目がひとつ増えるぶん予想が楽しくなるかもしれません。もし実現してファンの支持を得られたならば、同じように、競艇でも選手が使用するプロペラをA、B、Cなどの記号で公表する……なんて動きが出てくるかも?

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