« 5月 2009年 6月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 7月 »

「福岡番組」の作られ方

ギャンブルの本・番組, ボートレース(競艇) No Comments »

名人戦を走る人、見る人

 福岡競艇が発行するフリーペーパー「ボートビートプレス」。最新号が公開されています。
 特集でとりあげられているのは、4月に鳴門競艇で行われた名人戦を制覇した山崎毅。表紙に掲載されたまるで少年のような笑顔からは、とても“アラフィフ”とは思えない若々しさが伝わってきます。

 「ボートビートプレス」(福岡競艇ホームページ)

 名人戦は準優勝戦から優勝戦まで「信じられないくらい緊張して、集中して」と振り返る山崎。過去に2度制覇したG1よりもはるかにうれしい優勝だったとまで語るのはちょっとびっくり。それだけ出場選手にとって名人戦のタイトルは重みがあるということなのでしょうね。

 その点、名人戦って選手とファンではとらえ方が違うのかなと感じました。選手は「俺はまだまだ一線でやれるんだ!」と気合いパンパンでレースに挑む一方で、ファンは「むかし活躍した選手がまだまだ元気で走っている」と、どこかのんびり、懐かしむ感覚で見ている部分があるような。両者の温度差こそが名人戦の特徴なのかなと思います。



スター選手は「生まれる」ではなく「生むもの」?

 福岡競艇といえば、記憶に新しい出来事が笹川賞の準優勝戦。
 第10レースを1着でゴールした今垣光太郎が、まさかの、いや“またか”の賞典除外で優勝戦進出ならず。
 多摩川の総理杯に続くハプニングにファンも混乱気味だというのに、繰り上がって優勝戦に出場したのが福岡の平田忠則だったものだから、福岡競艇に“あらぬ疑い”がかかったのは仕方のないところ。

マンスリーKYOTEI6月号 と思ったら、こちらは全国区のフリーペーパー「マンスリーKYOTEI」の6月号に見逃せない記事。西日本スポーツの那須記者が福岡競艇の「名物番組マン」である波多江氏について次のように書いています。

 「今でこそ2回走りの選手の艇番は『足して7』(前半が1号艇なら、後半は6号艇)が常識だが、波多江さんはそんな法則を一切無視した。例えば、地元のスター選手がいるときは、インが取れる1号艇か、カドが取れる4号艇。」
 「売り上げ増には、スター選手の存在は欠かせない。(中略)そのためにも波多江さんは地元の選手を優遇していた」


 なんてタイムリーな“暴露記事”なんだ!……と思ったら、現在は別の人が番組を作っているみたい。というのも、「かつて波多江義博さんという名物番組マンがいた」という過去形で記事が始まっているから。もし波多江氏が現役だったとしたら、この記事、とんでもなく大きな反響を呼んだでしょうね。

 もっとも、記事によれば地元選手に有利な番組が目立っていたのは福岡に限らなかったそうで。全国発売が増えるにつれてファンや選手からクレームが出るようになり、現在では「全国、公平な番組ばかりになっている」と結んでいます。

WP Theme & Icons by N.Design Studio
記事のRSS コメントのRSS ログイン