小さくまとめてます
土曜日に、宇都宮競輪へ日帰りの旅打ちをしました。
新幹線ではたったの50分で着いてしまうので、もう1時間かかる在来線を選択。せっかくだからと1000円を出してグリーン車に入り、スポーツ新聞をじっくり読み込んで本場に乗り込んだのが11時。
さっそく噂の新スタンドに入ってみたところ、記念開催ということもあって観戦席から穴場までもう大混雑! それでも人混みをかきわけつつ、隅から隅まで施設を探検。その結果、感じたことは……「スタンド、小さすぎ」。
「小さい」とは、具体的には「薄っぺらい」。総ガラス張りの豪奢ないわき平競輪場よりもさらに奥行きがなくて、屋内にくつろぐスペースがないという印象。立って観戦があたりまえ、のような感じ。
競輪場って来場者数が減ることを見越してスタンドを建て替えているのかも、という考えが強まりました。実際、昨年度の開催日数だって一昨年度に比べて300日も減らしているわけだし。寂しいとは思いつつも、競輪は「規模縮小」という路線を自発的に選択していると感じずにはいられません。
ただ、3コーナーから4コーナーにかけて建っている旧スタンドは快適でした。座席の傾斜が急で、バンクを上から見下ろす構造だから視界がとても広々。300円で利用できて、ドリンクも無料とくればお買い得度はほぼ満点。
ひょっとして、競輪場って売り上げのよい時代に設置された旧施設のほうが質が高い!?
その人選、どうなってるの?
存廃論議に“本格的”にさらされる公営ギャンブル場がまたひとつ。
熊本県にある荒尾競馬では、主催者の荒尾市が「荒尾競馬のあり方検討会」なる組織を設置。8月までに4回の協議を行い、9月には市に提言書を提出するとのこと。
検討会のメンバーは、地元の大学教授や公認会計士といった面々。先月行われた初会合では開催中の本場を訪れたそうで、記事にはそのときの写真が。
スーツでびしっと決めたメンバーのすぐそばには、ベンチで靴を脱いでゆるい時間の流れを楽しむ競馬ファンと、まるで遊休地のようにだだっ広いスタンド。両者のコントラストがなんとも絶妙な1枚(^^;。
「荒尾競馬の存廃協議、検討委が初会合 9月提言へ」(読売新聞、5月31日)
この手のニュースを読んで感じるのは、いくら立派な立場にある人たちだからといって、たった数回の視察と委員会の開催で存廃について適切な提言ができるのだろうか? ということ。「学のある人のほうが関係者や市民に対して説得力があるから」とか、「もし判断を誤ったとしても言い訳をしやすいから」といった理由で主催者は人選をしているような気がして。
それとも、競馬好きや競輪好きで、なおかつ社会的地位の高い人という条件で探しているけど、単に見つからないだけだったりして?
6月 02





