「初出場に優勝なし」という賞金王決定戦のジンクスを崩したのは、吉川元浩。
とはいえ、「けっきょくイン逃げかよ」とうんざり気味な声も聞こえてきそう。ですが、今回の一戦は、井口佳典に湯川浩司といったスリットで攻める選手が外に揃ったうえ、まくりの決まりやすい水面だったことから、そう簡単に逃げ切れるレースではなかったと思います。
同じイン逃げのレースにも、おもしろいレースとおもしろくないレースの2種類があると僕は思っています。
おもしろいレースは、たとえば賞金王決定戦のようなレース。おもしろくないのは、外枠にイン屋や、スタートを行かない差し屋がずらりと並んだ番組。
イン逃げ必至のレースも、もう一度目をこらして番組を見れば、楽しめそうなポイントが見つかるんじゃないかなあ、と考えています。
吉川の地元である尼崎競艇では、年が明けてまもなくG1・近松賞を開催。その特別サイトが公開されています。
「特集 G1近松賞」(尼崎競艇ホームページ、12月17日)
吉川はもちろん、魚谷智之や鎌田義、山本隆幸といった福岡の水面を沸かせた面々も登場予定。開幕は、1月12日の土曜日。
続いて、2007年のギャンブルを総括するニュースを紹介。
記事によると、中央競馬(JRA)の年間売上は、前年比2.3%減となる2兆7591億円あまり。前年比マイナスは10年連続。
そこで、来年からダービーなど14レースを対象として払戻金を5%アップし、さらに全レースでどんなに人気が集中しても100円ではなく110円で払い戻しを実施するとのこと。JRAの太っ腹さよりも、柔軟な姿勢に驚くばかり。
「JRA売上高10年連続減 ギャンブル総まとめ」(MSN産経ニュース、12月23日)
一方で好調なのが、サッカーくじと宝くじのふたつ。
宝くじは、売り上げの内訳に特徴があって、全体に占める年末ジャンボ宝くじなどの「ジャンボ系」の割合が低下しているとのこと。代わりに、ナンバーズやロト6の「数字系」が増加し、全体の4割を占めるまでになったとのこと。
ジャンボ系は、いわば「当たるのを待つ」タイプのくじ。これに対して数字系は、「当てに行く」タイプのくじ。公営ギャンブルがどちらに近いかといえば、数字系でしょう。数字系が売れているなら、公営ギャンブルがもっと売れたっていいはず?
といっても、ナンバーズは語呂あわせ程度の予想作業で楽しめるし、過去の出目をガリガリ解析しているファンと比べても不公平感は少ないわけで、そんな軽い感覚で参加できるところうけるのかな、と。
その点、公営ギャンブルは「予想をするのがめんどくさい、大変そう」「適当に買ったところで、キャリアの長いファンには勝てない」という印象を持たれて敬遠されているのかも、と考えます。
12月 25





