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江戸川休止で気になる“本場”の定義

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 今月5日の記事でお伝えした、施設工事のため、江戸川競艇が長期間にわたって休催する件。
 昨日、江戸川のホームページと、競艇オフィシャルWebに告知が出ていました。
 来年2月から再来年の5月末まで休むとは長いですね。およそ16カ月間ですよ。しかも、工事の内容は護岸工事。スタンドの改修などと違って、工事が終わったところで来場者数の増加を期待できるわけではないですし。

 で、その間の周年記念が、蒲郡競艇場で行われる予定について。
 疑問なのは、そもそも“本場”とは、レースが行われている競艇場を指すのか、それともレースの主催者がいる競艇場を指すのか、ということ。

 もし前者が正しければ、「江戸川G1は、江戸川競艇場でも場外発売されます」とアナウンスされるわけだし、後者が正しければ「蒲郡競艇場で開催中の江戸川G1は、蒲郡競艇場で場外発売されます」と、ややこしい案内が流れるわけで(^^;。
 たぶん、蒲郡が本場としてあつかわれると思うのですけど。どうなんだろう。


 「Paradise Turn」に、11月から各場でデビューする第101期の選手を紹介する特集が組まれています。
 28人の選手がいて、そのうち女子選手が9人。ちなみに、第100期は計33人が卒業して、女子は7人でした。
 特集では、ひとりひとりについてプロフィールとリーグ戦での成績、そして大きな写真とその横に座右の銘が掲載されています。

 ざっと見て思ったのは、まゆ毛の手入れが度を超している選手ほど、勝率が高い傾向があること(笑)。陸の上でもなめられないように努めることが、高勝率につながるのでしょうか。

 だけど、やんちゃそうなわりに、座右の銘はみんなおもしろくないですね。せっかくだからファンに印象づけられるように、自作すればいいのに。ひとりだけ「漁夫の利」と書いている選手がいて、彼は期待できるかも。大阪の夏山亮平くんです。


 香川県仲多度郡に本社を置く琴平バスが、いまふうのバスツアーを発売しています。
 その名も「ネットカフェプラン」。往復のバス料金と、ネットカフェの利用料金がセットになった商品。出発地は東京と大阪の2カ所。
 ひとつ気になったのが、ネットカフェの利用を“宿泊”と表記した部分があること。ネットカフェは宿泊施設として認可されているわけではないですから、商品説明に明記してしまっていいのかなあ、と。

 ま、かたいことは置いておくとして、バス+ネットカフェという最も安い移動と滞在の手段を組み合わせただけあって、料金は魅力的。大阪発は“1泊2日”で8,800円、東京発は“1泊4日”(!)で20,300円から21,300円。
 バスの到着地は琴平駅前。丸亀駅まではJRで20分あまり。来年の丸亀新鋭王座の観戦に利用してみてはいかがでしょう?

秋到来!若松と津の“本気”イベント

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 日中もぐっと涼しくなって、カネがなくても打ちたくなる季節になりました。
 競艇場もここぞとばかりに、来場者数アップを狙ってさまざまなイベントを計画しています。

 まずは、若松競艇場。
 11月10日(土)、11日(日)の2日間に渡って「感動をありがとう 植木通彦ファイナル」が行われます。
 各日のメインンイベントは、1日目はラストランとそのあとに水上ステージで行われるセレモニー、2日目は整理券をゲットした人のみが参加できる握手会。

 プレゼントも充実していて、「『植木通彦ファイナル』特製タオル」なるレアなアイテムが、1日目はなんと先着2000人にふるまわれるという大盤振る舞い!
 なお、この日は新鋭リーグ戦の予選最終日。入場者はそれほど多くはないでしょうから、開門前に並べばきっと手に入れられるでしょう。
 「もっと堅いところを!」という方は、12日(月)のミニボートピア北九州メディアドームがおすすめ。先着300人にタオルが配られます。平日ですし、競争率がいちばん低いのはきっとここ。


 続いて、津競艇場から。
 11月4日(日)に、「ツッキーまつり」が行われます。若松と違って、この日はレースの非開催日。そのため、競走水面を使った催し物だけでも、「美女レーサー6人」(←ホントにそう書いてある!)による模擬レースのほかに、ジェットゴムボート試乗会、ペダルボート乗船会の3つが予定されています。

 そのほかには、渡邊博子を招いてのトークショーを実施。
 「なんだか女子選手がたくさん出るなあ」と思ったら、来年3月に津で行われる女子王座決定戦の「カウントダウンイベント」と銘打たれていました。いまから集客の仕込みをするとは、津競艇の意気込みが伝わってきます。

 ところで、その渡邊が女子王座を勝ったのは、1997年の蒲郡。超・超抜エンジンを駆っての大金星でした。

 そのとき、記憶に残っているのが、直後に発売された写真週刊誌「FOCUS」に、2ページぶち抜きで渡邊が紹介されていたこと。
 「競艇が一般週刊誌にここまで大きく紹介されるなんてめずらしいなあ」なんて思ったのですが、いま考えると、ひょっとして全モ連(全国モーターボート競走会連合会)がPRのためにページを買い上げたのかなあと。でも、ふつうだったら開催後ではなくて、開催前に買うよなあ。
 ホントのところはどうなんだろう?

「平均値」の魅惑

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使える!確率的思考 確率をやさしく説明してくれる好著を見つけました。
 タイトルは「使える!確率的思考」(→)。著者は、大学の経営学科で準教授を務める小島寛之氏。

 通読して、印象に残ったことのひとつが「マルチンゲール」の解説。
 これって、僕は誤解していました。「はずれたら賭け金を2倍にして、次のレースやゲームに挑む賭け方」だと思っていたからです。著者によれば、それは漫画家の西原理恵子氏が考案した「倍倍プッシュ法」とのこと(笑)。

 マルチンゲールとは、「過去のデータをどんなふうに利用しても、未来の自分の結果を有利にすることはできない」という数学的な性質のことだそうです。ちなみに、「倍倍プッシュ法」については、賭けがマルチンゲールであるかぎり、「期待できる利益の平均はゼロ」とばっさり切っています。


 もうひとつ記憶に残ったのが、「平均値」の解釈について。
 調査によって平均貯蓄額が公表されると、たいていの人は「高い」と感じるそうです。なぜかというと、その数字は“全体の平均値”だから。「小数ながらも非常に大きな貯蓄を持っている家計、いわゆる『大金持ち』が存在する」ために高くなるそうなのです。

 で、平均値のほかにも「頻度が五分五分の位置」にある“中央値”と、「最もよく見かける貯蓄額」である“最頻値”という数値があって、これらは先の平均値よりも低く、“感覚的な平均値”に近いことが多いとのこと。

 そこで思い出したのが、競艇選手の平均年収。
 選手募集の広告には「平均2000万円」とありますが、上述の理屈でいえば、この数字はきっと多くの選手の実感からはかけ離れたものだろうな、と。賞金王決定戦に出場するレベルの選手が、平均年収を押し上げているだけであって。

 中央値や最頻値となると、2000万円よりもはるかに低くなることは明らか。いったいどれくらいの数字になるのか知りたいところ。もしすべての選手の獲得賞金額が公表されていれば、ファンでも簡単に算出できるのですけどね。


 これらのほかにも、ギャンブルファンを勇気づけるフレーズがいくつかあったので紹介します。

「賭けの勝利がどんなに奇跡に見えても、大量の人間が参加しているならそれは(誰かの身の上には)必然的に起こる」
「『勝ち逃げ』は大事な戦略」
「(ランダムウォークの数学理論について)「ツキ」とみなされる現象が迷信ではないことを指摘している法則ともとれる」
「『でたらめについての法則』を知らなければ、人生というのは、ただただ『運命に翻弄される』だけのものになる」


 いずれも理由は本にくわしく書かれています。
 興味を持った方は、読んでみてはいかがでしょうか?

常滑競艇とカジノの競演

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 12日の記事で紹介した「日本カジノ戦略」という一冊の新書。
 この本を読んで初めて知ったのですが、常滑商工会議所がカジノの誘致を画策しているそうです。場所は、中部国際空港の対岸部にあたる前島というところ。
 ということは、とうぜん常滑競艇場のすぐ近く。これは、新規の競艇ファンを獲得するビッグチャンスなのでは? と思い、現状を調べてみることに。

 まず商工会議所のホームページをチェックしたところ、15名で構成される「臨空都市カジノ研究会」なるものが設置されているみたい(組織図、PDFファイル)。
 過去には、ギャンブル研究の第一人者ともいえる大阪商業大学学長の谷岡一郎らを招いて、フォーラムを開催し、800人ほどを動員したもよう。
 「なかなか頑張っているなあ」と思ったのですが、フォーラムはすでに3年以上も前のこと。それ以降の活動状況がはっきりせず、現在も計画が進行しているのか、それとも誘致熱が冷めつつあるのかは不明。

 で、もうちょっと調べてみると、カジノの設置試案が出てきました。
 よくばりなことに、大・中・小と3つのカジノをつくることを想定していて、合計の予想収益額は300億円。
 「1年間でSGレース2節ぶんなら、そんなに大きな数字じゃないなあ」と思ったものの、運営にかかる経費は45%ほど。宝くじに匹敵する高い収益性をほこるそうで、税金と助成金で地元に年間120億円が落ちると見込んでいます。ま、話半分くらいに見ておいたほうがいいのでしょうけど(^^;。

 いずれにしても、もしこの地でカジノが実現すれば、常滑競艇にとってはまさに好機到来。無料バスをバンバン走らせて競艇場に誘導してもいいし、カジノの敷地内に場外舟券売場をぶっ立ててもいいし、集客の方法はいくらでも考えられそう。
 もし常滑が好調なら、高速船で1時間半のところにある津競艇だって、じっとしていないでしょうね(笑)。

場内監視カメラは誰を狙っている?

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 ダービーが終わって賞金王決定戦の出場権争いもいよいよ大詰め。
 「Paradise Turn」に、10月9日現在の賞金ランキングを表す特別ページが公開されています。

 このページが便利なのは、獲得賞金を棒グラフで示しているだけではなく、各選手が記念レースで残してきたおもな成績を残していること。ページの右上にある「トピックを隠す」をクリックすると、するするっと文章が上にスライドして、12選手の戦績を見られます。
 ランキングを見て、「この選手、こんなに稼いでいたっけ?」と感じる選手のひとりやふたりはいるはず。そんなときに、「なるほど! ここで勝っていたのか」とヒザを打つこと請け合いの情報です。

 こうして見渡してみると、G1を優勝するよりも、SGに優出して完走することのほうが、賞金王決定戦への近道なんですね。たとえば、池田浩二は、モーターボート記念で優出3着ながら、G1の優勝回数はゼロで12位にランクインしてます。
 SGは優勝戦の賞金だけでなく、予選や準優の賞金が高いために、1節間で見ると獲得額が大きいのでしょうね。


 常滑競艇場のホームページによると、10月9日から11月2日まで、大時計の昇降装置の改良工事が行われるそうです。詳細はこちら
 このことを知って、「だからか!」とスッキリ。というのは、常滑の開催が10月8日を最後に11月は3日まで予定されていなかったから。

 最初は、「大時計の工事くらいなら非開催日にすませられないの?」と思ったのですが、ホームページの開催日程を見ると「監視カメラシステムの工事」とも書いてあるので、けっこう大がかりな工事になるみたい。

 そういえば、以前に浜名湖と蒲郡で監視カメラの設置状況を観察したことがあって(^^;、あれって、払い戻しの窓口はすべて監視しているのですね。発売窓口は、必ずしもそうではないけど。
 「なぜだろう?」と考えたとき、「偽札で舟券を買うよりも、偽造舟券で不正に払い戻しを受けようとする犯罪のほうが起きやすいのかな」と推測したのですけど。ホントのところはどうなんだろう?


 最後に、11日の試合でタイトルを初防衛した内藤大助。
 試合後のインタビューを見ていて「誰かに似てる……」と考えていたら、浮かんできたのが西島義則。声や話し方の特徴など、そっくりだと思うのですけど、どうでしょう? 顔の骨格もすこし似ているような。
 そういえば、どこかで内藤大助とマラソンの土佐礼子はそっくりだ、って読んだけど、それって(笑)。

唐津競艇「ミニット」のメリット

場外発売所の新設, ボートレース(競艇) No Comments »

 唐津競艇場の前売り場外発売所「ミニット」が移設されたそうです。
 ミニットは、唐津駅近くにある、みやげ物屋や飲食店などが入ったビル「アルピノ」内にひっそりと設置されていた発売所。思いのほか利用者が増えてきたことから、駐車場に専用の施設をつくったとのこと。
 このタイミングでのオープンは、11月の初旬に唐津市内で行われる例大祭「唐津くんち」と、2カ月後の福岡競艇での賞金王決定戦を考慮したうえのものでしょうね。

 「前売り場外移設オープン 唐津競艇」(佐賀新聞、10月12日)

 敷地面積は70平方メートルほどだから、文字どおり“ミニ”サイズ(といっても、ミニットの名称の由来は、「1分あればさくっと買えるように」ということで「minute」だったような)。発売と払い戻しを兼ねた機械が2台という点は変わらず。新しくなった点は、敷地がちょっと広くなったくらい?

唐津競艇のミニット 右の写真は、アルピノの中にあった頃のミニット。レース終了後のため、シャッターがおりていますが、この中に発売兼払戻機が置いてあります。
 ぱっと見、銀行のATMそのまんま。知らない人が見たらまさか舟券を売っているとは思わないでしょうね。ATMと思ってキャッシュカードを入れようとして、初めて「なんだこれは?」と気づくような。

 逆にいえば、この存在感のなさや街への溶け込みやすさは、施行者にとってもファンにとっても好都合かも。ボートピアのような独立した施設に比べて地域住民の反対を受けにくいでしょうし、事情によって舟券をこっそり買わなければならないファンも利用しやすいでしょうからね。


 続いて、となりの福岡競艇では「ペラ坊ブログ」が元気です。ペラ坊とは、福岡競艇のマスコットキャラクター。どうやらこのペラ坊を軸にして、賞金王決定戦のプロモーションを展開しているらしく、着ぐるみが夜の中州をねり歩いたりと、いろいろがんばっているみたい。

 昨日の記事には、ペラ坊の焼き印が入った、特別バージョンの「回転焼き」(今川焼きのこと)が紹介されていました。
トトまる回転焼き 「いろいろ工夫しているなあ……でも、これってどこかで見たことがあるような?」と思ったら、先月の旅打ちで蒲郡競艇で同じものを食べたばかり(→)。

 値段は福岡が80円で、蒲郡は100円。ひょっとして20円の差は、キャラクターの“格”の違い!?……そんなわけはないか(^^;。

公営ギャンブルの「寿命」

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日本カジノ戦略(中條辰哉・著) 実現に向けて前進してはいるのだろうけど、いまひとつ進捗状況が見えない国内カジノ。
 そんななか、タイトルがぱっと目に入って、買ってみたのが「日本カジノ戦略」(中條辰哉・著)という本(→)。

 著者は海外の大学でカジノ経営などについて学んできたそうで、「これは期待できる!」と思って読んでみたのですが、内容はイマイチ。米国カジノの経営手法についても、国内カジノの設置についても、テーマやトピックの掘り下げ方が広く浅すぎて、ずっしりとした読後感が来ませんでした。

 ただ、そんな中でよかったのが、あとがきの一部。
 売り上げが低迷する公営ギャンブルについて、「カジノのビジネスモデルを最も応用すべき」と主張。そのあとに続く提言に、僕はとても共感できました。



 「これからの時代、単一の商品やサービスを提供するだけでは、人を長期的に満足させることは難しい。商品の効用は多くの場合『逓減』するからである。しかし、『効用』を組み合わせて提供することができれば、一つの効用が逓減したとしても、別の効用がそれを補う。顧客が総合的に『満足』するための価値を提供することができるのだ。」




 なぜ共感できたかといえば、僕自身、公営ギャンブルの人気や売り上げが回復しない理由は、「公営ギャンブルには60年くらいの寿命があって、いま、まさに晩年をむかえているのではないか?」と考えていたから。

 つまり、人間が寿命を持って生まれてくるように、どんなサービスや商品にも、世に送り出された時点で寿命があるのではないか、と。
 で、売上が回復しない事実から判断するところ、公営ギャンブルの寿命は、実は60年くらいなのでは? と思うのです。

 じゃあ、この先、公営ギャンブルが天寿をまっとうするのをファンは待つのみかというと、そうではないわけで。なぜなら、サービスや商品には、人間に対してよりも、多様かつ柔軟な方法で「延命措置」を施すことができるから。さらに、措置を何度も繰り返して、試行錯誤することが許されているから。
 ソフト(=商品やサービスの本質、コンセプト)を変えてもいいし、ハード(=外観や設備など)を変えてもいい。結果が出なければ、方法を変えてまたトライできる強みがあります。

 その点、これまで競艇は積極的にサービスの幅を広げ、レジャーとしての魅力を増してきたと思います。たとえば、ナイターレースや3連単の導入ですね。
 では、なぜ結果に結びついていないか? というと、それらはすでにあったものの「置き換え」でしかないから。3連単は、2連単を買っていたファンが移行しただけだし、ナイターはデイレースを時間軸のプラス方向にずらしただけ。

 これらは、競艇を「多様化」したように見えて、実は「改修」したにすぎないのかもしれません。ファンは、そのことを見抜いているため、期待した成果につながっていないのではないか、と考えるのです。

タダで出走表を届けてもらう究極の方法!?

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 恥ずかしながら「タクシーは人を乗せなければならない」、つまり「モノだけを運ぶのは法律上ダメ」と知ったのは、わりと最近のこと。
 おかげでこのニュースを読んだとき、どこがどう問題だったのか、すんなり理解することができました(^^;。

 「大開タクシー会長を逮捕、出走馬表の無許可運搬巡り」(asahi.com、10月10日)
 「神戸のタクシー会社会長逮捕──JRA出走馬表、違法輸送の疑い」(日経ネット関西版、10月10日)

 神戸のタクシー会社が、阪神競馬場などで開催されたレースの出走表を、JRAの子会社の依頼をうけて場外馬券売場などへ運んだ容疑で逮捕されたとのこと。容疑がかかっているのは昨年の12月分だけのようですが、日経の記事によると2004年頃から輸送していたようなので、なかなか悪質。
 それでもタクシー会社の社長は、警察の調べに対して「違法行為だとは知らなかった」と答えているそうで、そのふてぶてしさには拍手(笑)。

山陽オートレース 出走表の配送先 出走表の配送で思い出したのが、山陽オートレース場。場内に、出走表を入手できるお店の一覧表が掲示されていました(→)。
 「こんなにたくさんの場所に配っていたら、配送費用もばかにならないな~」なんて感心しつつ眺めていると、ほとんどが人の出入りの多そうな駅や飲食店なのに、なぜか時計店がぽつんと1軒。中央の「篠原時計店(厚生病院前)」がそれ。いったい、どれだけのファンが時計屋に出走表を取りに訪れるのだろうかと。
 僕はただ単に、店のオヤジがいち早く出走表を手に入れたいがために、配布に協力したのではないかと疑っています(笑)。


 続いて、予定どおりにリニューアルされた「競艇オフィシャルWeb」
 ぱっと見て、とてもスッキリしたなあという印象。ただ、見やすさを重視したためか、操作性の面でもう一考ほしかったと感じた点がいくつか。

 たとえば、いちばん大きな面積を占めている「開催日程」の表。24場の開催状況がひと目でわかる点は◎。だけど、競艇場名の下に、当日の出走表へのリンクしかないのはちょっと不便。前日の競走結果へのリンクもほしいから。
 いまの構成だと、出走表には1クリックでアクセスできますが、前日の結果を見ようと思ったら、当日の出走表を表示したあと、さらに2クリックが必要。下のメニューで「昨日のレース結果」をクリックする方法でも、やはりもう2クリックしなければなりません。

 じゃあどうすればいいかというと、たとえばもう少し行を高くして、中を2段に分けて、上の段に「2日目の結果」、下の段には「3日目の出走表」のような構成にするとか。こうすれば、時間がないときでもさっと情報を集められて便利。

 もうひとつ、最上部に横に並んでいるメニュー。現状だと、メニューをクリックしてメニュー一覧を表示したあと、さらに項目をクリックしなければならないので、ちょっとめんどう。
 なので、マウスポインタをあてると、詳細メニューがずらっと下に伸びて、その中のひとつをクリックすると画面表示が切り替わるという作りだったらベター。

 といっても、まだ操作に慣れてない部分も多そう。毎日(!?)使い込んで、少しずつ手になじませていきたいなあと思っています。

知られざる無料ドリンクの原価

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 今日の午後9時から10時にかけて、「競艇オフィシャルWeb」がいよいよリニューアルの予定
 新バージョンの画面はすでに公表されていて、こちらのページで見ることができます。今ではすっかり見なくなったフレーム(ウィンドウ内を左右や上下に仕切って、独立させた構造)がなくなり、同じジャンルのメニュー項目がリスト形式に整理されたつくりになるみたい。

 特徴的なのは、画面右上にある開催日程。24場のどこで、どのグレードのレースが、何日目なのかひと目でわかるようになっている点。公営ギャンブルの場合、開催の情報がもっとも更新頻度が高く、また“鮮度”の高さがシビアに要求されるので、この配置はベストだと思います。
 あとは全体の操作性はどんな感じか、早くアクセスして確かめてみたい!


 話は変わって、公営ギャンブル場ならではのサービスともいえる無料のドリンクについてのニュース。舞台は山口県の防府競輪場。
 施行者である防府市の松浦市長が役員を務める会社が、競輪場内に設置されている給茶機用のお茶と紙コップを長く納入していたことがわかったそうです。
 下の2つの記事で、興味深いのはasahi.comのほう。というのは、受注金額が書かれているから。その額、10年間で約2960万円。


「茶と紙コップ随意契約 競輪場が市長関連会社と 防府市」(asahi.com、10月9日)
「防府市長の関連会社、市営の競輪場に随意契約で茶など納入」(YOMIURI ONLINE、10月9日)

 おせっかいながら、開催1日あたりの金額を計算してみると、まず10年間で2960万だから、1年あたりだと296万円。防府競輪のホームページにある開催日程から推測すると、1年間の使用日数は290日くらい。となると、発注金額ベースで見た場合、1日あたりの費用は約1万円ということになります。で、給茶機は8台あるというから、1台あたり1200円ほど?
 1杯あたりの金額は、1日に何個くらいの紙コップと、何リットルくらいのお茶が消費されているか見当がつかないので、ちょっと出せそうにありません。

 それにしても、環境保護が強く意識されている現代において、あれほど大量の紙コップが使い捨てにされているレース場って貴重かも。もし厳格なエコロジストが、一口ちょっとの飲み物を飲むためだけにポコポコと取り出しては捨てられる紙コップを見たら、卒倒してしまうかも(^^;。
 だからといって、「マイカップ持参で」なんて言ったところで誰も聞かないだろうし、ましてや「ペットボトル持参で」と呼びかけようものなら大変なことに(笑)。

優勝戦の金子良昭を考える。

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3517高橋勲 開催前は出場選手の地味さに、ビミョーな危機感が漂っていた平和島のダービー。
 終わってみれば地元の高橋勲が優勝したことで、めでたしめでたしといったところ。表彰式もわりと盛り上がったし(→)。
 田中信一郎がピットを勢いよく飛び出したときの、悲鳴の混じったどよめきが、高橋を支持していたファンの多さを物語っていたように思います。

 で、その優勝戦
 とりあげたいのが、6号艇の金子良昭
 進入は動くそぶりもまったく見せずに、枠なりの6コース。スタートは、コンマ26の6番目。でもって、1マークはまくるわけでも、差すわけでもなく、他の5艇の旋回を見届けたうえでの後方追走……って、おっさん、何もしてないだろ(^^;。
 ちなみに、「Gamble Tips」さんで金子の過去1年間の成績を調べてみたところ、246レースに出走して6コース進入はなんとゼロでした。

 ここまで読んで「スケベ心だして金子から買って、やられたんだろ?」とお思いの方。それは違います。僕は、吉川元浩-魚谷智之の兵庫コンビを本線にして、その裏目や、寺田祥をからめた3連単など、大ハズレな目を買ってましたから(笑)。

 ただ、僕は優勝戦をおもしろくするのは、高橋でもなく魚谷でもなく、金子だと思っていたから、この日のレースぶりには幻滅したというわけ。
 金子が前付けをして4コースに入れば、寺田のダッシュに期待が高まったでしょうし、運よく3コースまでもぐりこめたら、魚谷が半カドのような位置からスピードを乗せて、艇団を割り差す展開もあったはず。
 すくなくとも、予想するストーリーの幅は広がったでしょう。

 たしかに、前付けをしたところでアタマまでは難しかったかもしれませんが、であれば、なおさら進入の部分で見せ場をつくってほしかったのです。
 「6枠は気楽」とコメントするくらいなら、「進入でスタンドを沸かせることが、このレースでの自分の役割なんだ」と考えてほしかったなあ、と。
 内寄りのコースから行けば3連単にからめるチャンスも増しただろうし、実際、アタマで買っていたファンは少なくても、ヒモで狙っていたファンは多かったでしょうからね。

 ただ、金子の立場で考えてみると、無理ができない部分もあったのかもしれません。
 11月には地元の浜名湖競艇でチャレンジカップを控えていることから、ダービーは無事故完走で賞金を上積みすることが最優先だったと推測することもできます。

 また、この日の第2レースでは今坂勝広がフライング。出場がほぼ当確だったチャレンジカップはフライング休みになるようです。すでに、服部幸男菊地孝平らもフライングによる不出場となっていることから、「これ以上、静岡支部からの出場選手を減らすことはできない」と使命感を感じていたかもしれません。

 そう考えると、スタートを踏み込めないことはわかるのですけどね。
 でも、なんだかすっきりしないんだよなあ。

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