全国モーターボート競走施行者協議会のホームページで、平成20年度における競艇場別の売上額が掲載されています。
このデータの楽しいところは、総売上額だけでなくて、本場、電話、場外のそれぞれの売上比を公表している点。
「平成20年度の売上について」(全国モーターボート競走施行者協議会、4月1日)
このページを見て「データを表計算ソフトに取り込んで分析するぞ!」と意気込んだものの、なんと売上一覧が1枚の画像になっている……。数字をすべて打ち込むのは時間がかかるし、入力ミスも避けられないしなあ、と考えた結果、開催方式や立地に特徴のある10場をピックアップして比べてみることにしました。
その結果が下の表。って、僕も画像を貼り付けているのですけどね。表を組むのが面倒だったので(^^;。
ざっと眺めてみて、皆さんはどんな印象を持ちましたか?
僕は、本場と電話の売上の割合が、場によって大きく違うことに驚きました。本場の売上比なんて、若松は16%しかないのに、戸田は50%を超えているのですから。
ちなみに、表の10場を選ぶにあたって、僕が立てた仮説はこんな感じ。
・都市部にある競艇場は、交通網が充実していて周辺人口も多いから、本場の売上比が高いはず。
・ナイター開催場は、勤め人が帰宅後にインターネットや電話で全国から投票するため、電話の売上比が高いはず。
・大村は、ナイター開催場ではないけれども、ネット投票のマイレージサービスを導入したり、関東のスポーツ紙にも出走表を掲載しているため、電話売上の比率が高いはず。
はたして表のデータとつき合わせてみると、ほぼ推測した通りかなあという印象。
戸田や平和島、尼崎といった都市部にある競艇場は、本場の売上費が高め。競艇場そのものに集客力があると見ていいのではないでしょうか。
ナイター開催場の電話売上比が高いのも納得。特に、通年でナイターレースを実施している蒲郡や若松の数字が大きいことからは、ナイター開催日率と電話投票の売上比は比例するといえそうです。
その蒲郡に匹敵する電話売上比を記録したのが大村。デイレース開催場の中ではぶっちぎりの電話投票占有率でしょう。再来年、ナイターを導入したらこの数字はいったいどこまで上がるんだ?
本場売上と電話売上に比べて、場ごとの差が少ないが場外売上の比率。特徴を挙げるとすれば、ナイター開催場はその売上比が高いこと。住之江や尼崎の数字が特に大きいのは、ドル箱のボートピア梅田を抱えているからでしょうか。
たったこれだけのデータにも場のビジネスモデルがはっきりと現れていて興味深いですね。時間を見つけて全24場の比較をしてみたい!
4月 02







2009年4月2日 at 22時05分04秒
興味深い数字ですね。住之江がすでに本場率30%というのは
驚きです。ぜひ24場バージョンも作って下さい(今回は
23場ですが)。
2009年4月2日 at 23時02分38秒
ここには無いですが、戸田を更に極端にしたのが福岡って感じですね。
本場比率69.7%にはびっくりしました。反面、専用場外も全国発売競走も無かった事から場外比率は13.8%でダントツの最下位でした。
で、xlsファイル作ってみました。福岡の比率はそれで出しましたです。
http://rallysclub.livedoor.biz/2008sales.xls
2009年4月3日 at 9時00分23秒
>ウェッティーさん
住之江は、もしボートピア梅田がなかったら、どれくらい
本場の割合が大きくなるのか気になります。
>ラリーズクラブさん
23場の集計表を拝見しました。どうもありがとうございます。
福岡の70%近い本場売上率には驚きました。場外の売上比が低いのは
当然としても、電話投票の売上も低いですね。確かに福岡は買いづらい
水面ですけど、営業努力次第でもっと伸ばせそうな気がします。
2009年4月5日 at 1時54分12秒
先日 高校野球で長崎が優勝した時に 大村競艇では 場内利用券を配布してました。こういう発想や姿勢は好きです。
2009年4月6日 at 8時39分40秒
>ひでさん
「ネット投票のサービスに力を入れているけど、本場のファンも
大切なんですよ」と、好意的なメッセージの伝わる素敵なサービスですね。