「競艇も興行」
少し前に、平和島競艇の公式サイトにアップされていた熊谷直樹のインタビュー記事。
「『いろいろ訊いてみました』って、ずいぶん大ざっぱなタイトルだなあ」とあまり期待しないで読んでみたら、これがすっごく濃い内容!
この手の記事って、選手としての精神論だとか、オフの過ごし方なんてテーマが定番ですけど、さにあらず。
「競艇も興行なわけだから」という前提のもと、熊谷が競艇の活性化策を直言しているんです。レーサー・熊谷というよりも、職業人・熊谷の本音がたっぷり詰まった記事。必読です。
「【特集】 熊谷直樹選手にいろいろ訊いてみました。」(平和島競艇、3月19日)
熊谷って、鼻っ柱が強くて、自分の成績をストイックに追求する選手かと思っていたから、競艇の普及と振興についてこんなに深く考えているとは思いもしませんでした。印象が変わったなあ。
一方で、「僕らはルールの中で勝つことを考えた結果、コースを取らなくなってしまった。選手にファイティングスピリットがなくなったわけじゃないよ」と、選手としての主張もしっかりしてるし。
状況を冷静に見つつ、自らの考えを正しく伝えるために的確に言葉を選んでいるところにも、熊谷のクレバーな一面が表れている気がします。
競艇選手「早婚の理由」
福岡競艇の公式サイトで、同競艇場が独自に発行する広報誌「ボートビートプレス」の4月号が公開されています。
毎号、福岡支部の選手にスポットをあてている特集記事では、濱田和弘が登場。デビュー直後には、番組作成者に「もっと強い選手にあててほしい!」と主張していたほどの気の強さ。4月の名人戦デビューを控え、デビューから26年を経て、ふたたび強い先輩レーサーにぶつかってこうとする胸の内を語っています。
「ボートビートプレス4月号UP!」(福岡競艇)
家族が手書きしたヘルメットの話は心が温まりますね。同時に、濱田はなんて幸せ者なんだろうと。
若くして結婚する競艇選手が多いのは、濱田のようなヘルメットや、家族のメッセージが入った横断幕などを身近に見る機会が多いからかもしれないなあ、と思ってみたり。
それにしてもこの広報誌、写真も文章もとってもクオリティが高くて、いつも繰り返して読んでしまいます。プロの仕事だなあという感じ。福岡競艇へ行ったら、ぜひ印刷されたものを手にとってみることをオススメします。
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2009年3月27日 at 11時40分33秒
現役選手から、「ピット内の様子を見せることはいいパフォーマンスになる」なんてコメントが出るとはホント驚きです。すごいな、熊谷さん。でも、やっぱり熊谷さんだけかな(笑)
もし、可能なら本当に素晴らしいと思います。選手の凄さはレース以外の部分も大きいですからね。誰がサボってるかもよく分かるし(笑)。
やっぱり選手やレースを好きになってもらうことが最優先ですから。
最小限の経費で少しずつ復調してきたら、バチッと施設改善。というのがいい気がします。
でも野次が飛ばなくなったのは、レースの面白さもあるけど、お客さんの高齢化もあると思うんですよね。僕自身がそうですから。
野次はもっとも安上がりな競艇場活性化策ですからね。元気出して野次飛ばします!
2009年3月30日 at 8時44分50秒
>ホワイトダックさん
熊谷のような異端児でもあり、また改革派は、ファンに歓迎され
やすい一方で、施行者の中の保守派にとってはやっかいな存在かも
しませんね。結局、民間企業と同じなのでしょう(笑)。
改革に顔をしかめるのは、必要性を認識していながらも、手間が
かかるからとか、失敗したくないからといった理由で実行をためらう
人たち。
熊谷ひとりの力ではさすがに限界もあるから、彼と考えを同じくする
選手たちが力をあわせることが必要だと思います。そんな活きのいい選手が
多く出てくることを期待したいです。