昨日、KEIRIN.JPで競輪に関する興味深いデータが公表されました。
そこには、賞金総額や登録選手数、1000万円以上を獲得した選手数といった、競輪の“台所事情”を示す数字がズラリ。極秘扱いともいえそうなデータを気前よく出してくれるとは、ちょっと驚きです。
「2008年(1月~12月)競輪選手賞金取得状況について」(KEIRIN.JP、1月6日)
データを見てまず感じたのは、賞金総額や選手数も景気と連動しているんだなあということ。車券の売上額が景気を反映するのは誰でも予測がつくことですけど、賞金総額までも同じように変動してきたとは知りませんでした。
たとえば、1999年と2008年を比較すると、賞金総額と選手総数はそれぞれ30%、16%ほどの減少。
ずいぶんドラスティックに減った感がありますが、よくよく考えてみれば、不況時の民間企業と同じ動きをしているだけなんですよね。
賞金総額の減額は給与総額を下げるのと同じことだし、選手の削減はリストラで社員を減らすのと同じようなものだから。景気の波を受けて動いているのは、民間企業も公営ギャンブルも変わらないんだなあと実感。
それから、もうひとつ気になったデータが、表4にある賞金の「平均取得額」。
2002年から昨年までの推移を見ると、1100万円程度で安定していることがわかります。
だけど、「賞金総額も選手総数も大きく動いているのに、平均取得額が変わらないのはヘンだなあ」と感じて、独自に計算してみた結果が下記。
全選手のうち“アンダー1000万円”の選手がどれくらいの割合を占めるかを出してみました。表のいちばん右のD欄がそれ。
案の定、年を重ねるごとに増えてきたことがわかりますね。
1999年は獲得賞金が1000万円を下回る選手は4人に1人しかいなかったのに、2003年以降は2人に1人以上という現実。
1000万円って決して低い数字ではないですけど、大企業のサラリーマンなら稼げなくもない金額。
もはや競輪という仕事は、高収入だけを望むなら賢明な選択ではないのかもしれません。
競艇はどうなのでしょうね?
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2009年1月8日 at 0時25分05秒
獲得賞金1000万円といっても競輪の場合交通費まで含まれていますし商売道具は全て自前、しかも消耗品が高い(タイヤは1本1万円弱で10レース程度しか使えない)ということで下位の選手にはアルバイト(副業ではない)している人もいるそうです。
2009年1月8日 at 8時49分54秒
>はちはちまるさん
獲得所金の低い選手ならば、トレーニングの時間をさっ引いても、
時間が余っていそうですから、体力作りをかねて肉体労働のアルバイト
などはいいかもしれませんね。
もっとも、そこでケガでもしたら元も子もないですけど(^^;。